「+」から始まる国際電話 警察、検察名乗る男とやりとり…60代男性が800万円の詐欺被害 大分
「携帯電話が2時間後に停止する」などという国際電話を受けた大分市内の60代の男性が8月1日、検察官を名乗る男から保釈金名目で現金800万円をだまし取られたことがわかりました。 警察によりますと、大分市内に住む60代の男性の携帯電話に7月下旬、「+」の記号から始まる国際電話の着信がありました。「携帯電話が2時間後に停止する」などと言われた男性が音声ガイダンスに従って操作したところ、警察官を名乗る男が電話に出ました。 「携帯電話や銀行口座が犯罪に利用されていて逮捕することになる」「逮捕前保釈金を払えば勾留期間を短縮できる」などと言われた男性は7月1日、指定された口座に現金800万円を振り込み、だまし取られました。 その後、不審に思った男性が5日、警察署を訪れ、詐欺の被害が判明しました。
大分放送