金メダル12個 個人タイトル19個 オープン戦で破壊力見せつけたソフトバンク打線 4年ぶりV奪還への〝オールスター級〟スタメンは?
ソフトバンクはオープン戦17試合を10勝5敗2分けと大きく勝ち越し、中日と並ぶ勝率1位で戦い終えた。山川とウォーカーを加えた強力打線はいずれも12球団最多の18本塁打66得点をマーク。小久保監督は「開幕に向けて、このメンバーで戦おうという形が見つかった」と手ごたえをつかんだ。 ■開幕ダッシュへフレッシュ6投手【予想開幕ローテ】 最終盤の戦いぶりを見ると、3月29日のオリックスとの開幕戦(京セラドーム大阪)のスタメンも見えてきた。オープン戦の最終戦となった24日の広島戦(マツダスタジアム)のオーダーは以下の通り。 1 中 周東佑京 2 遊 今宮健太 3 右 柳田悠岐 4 一 山川穂高 5 左 近藤健介 6 三 栗原陵矢 7 指 ウォーカー 8 捕 甲斐拓也 9 二 牧原大成 代表経験者やタイトルホルダーもズラリと並ぶ強力打線。これまでの実績を振り返ってみた。 ①周東佑京 2019 プレミア12 金 2023 WBC 金 2020、2023 盗塁王 ②今宮健太 2015 プレミア12 銅 現役最多370犠打 ③柳田悠岐 2021 東京五輪 金 2015、2018 首位打者 2015、2016、2017、2018 最高出塁率 2020、2023 最多安打 2015、2020 リーグMVP ④山川穂高 2023 WBC 金 2018、2019、2022 本塁打王 2022 打点王 2018 リーグMVP ⑤近藤健介 2019 プレミア12 金 2021 東京五輪 金 2023 WBC 金 2023 本塁打王 2023 打点王 2019、2020、2023 最高出塁率 ⑥栗原陵矢 2021 東京五輪 金 ⑦ウォーカー 2020、2021 米独立リーグ本塁打王 2020、2021 米独立リーグMVP ⑧甲斐拓也 2019 プレミア12 金 2021 東京五輪 金 2023 WBC 金 ⑨牧原大成 2023 WBC 金 主要な国際大会やタイトルを挙げただけでも以上のようになる。金メダル12個、記録で表彰されるNPBの個人タイトルは19個。4年ぶりのV奪還に向け、末恐ろしい打線が組まれる。
西日本新聞社