榊原CEOが谷川氏がぶち上げた「巌流島バーチャルファイト」に「僕には見えてないものが谷川さんには見えているんだと思う」
RIZINの榊原信行CEOが4月11日、巌流島の谷川貞治プロデューサーが打ち出した新プロジェクト「巌流島バーチャルファイト」について「どこにマーケットがあるのか分からない」と漏らした。 この日、RIZINは都内で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を開催。榊原氏は冒頭で訃報が伝えられた曙太郎さんに追悼の意を表した。会見後の取材で曙さんとの思い出を語る中、2003年大晦日のボブ・サップとの試合の話になると「谷川さんとか、石井館長以下、曙さんを口説いてあのタイミングで曙太郎をボブ・サップの前に立たせた。敵ながらあっぱれだった。プロモーターとして素晴らしいというか、ジェラシーを感じつつも“やるな”と一本取られたなという感じ。曙さんにアプローチするという発想はなかったので、やられたなという感じだった」などと振り返った。当時は大晦日に「PRIDEスペシャル2003男祭り」「K-1プレミアム2003 人類史上最強王決定戦 Dynamite!!」「イノキボンバイエ2003」と3つのビッグイベントが地上波生中継されるなどしのぎを削っていた。
会見ではその谷川氏が8日に行った巌流島の会見でぶち上げた「巌流島バーチャルファイト」の話題に質問が飛ぶと、榊原氏は「さすがですね。どこにマーケットがあるのか僕には見えないんですが、すごいなって。イメージは沸くじゃないですか。空手コンバットとかでも近いことはやっている。後ろの背景を飛ばして映像をはめる。僕は…怖くてチャレンジできない。コロナ禍だったら違うと思うんですよ。僕らもそれでLANDMARKを始めた。ライブで見てもらえる環境がない中で、リモートで見てもらうということだと、そういうのはあるのかもしれないけど。ただ僕には分からない。僕にはマーケットが見えてないだけで、谷川貞治という天才にはそこのマーケットが確実に見えているんだと思うので、興味を持って見届けようと思います。撃沈しなければいいなと期待しています。さすがです」などと語った。
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