誰がいい? パリ五輪U-23日本代表に推薦したいOA選手(2)アジア杯途中離脱の雪辱を! フランスの地ならお任せ?
サッカーU-23日本代表は、U-23アジアカップで優勝してパリ五輪出場権を手にしたが、その道のりは簡単ではなかった。本大会で結果を残すために、どんな戦力が必要なのか。3つのオーバーエイジ枠を使って呼びたい選手をピックアップして紹介する。※データは5月4日時点の『transfermarkt』を参照。
FW:伊東純也 生年月日:1993年3月9日(31歳) 所属クラブ:スタッド・ランス(フランス) 2023/24リーグ戦成績:28試合3得点6アシスト フランス1部のスタッド・ランスで活躍する伊東純也は、能力でも経験でもU-23日本代表の力になれるアタッカーだ。 U-23アジアカップで優勝したU-23日本代表だが、全てが順風満帆だったわけではない。右ウイングは藤尾翔太か山田楓喜が入ることが多かったが、相手をかわして守備をかき乱すようなことはほとんどなかった。深い位置を取るアクションは2人があまり見せなかった動きで、伊東が圧倒的なスピードで仕掛けていけば、相手にとってまた別の脅威になるだろう。 31歳という年齢を考えると過密日程は大変かもしれないが、今季でスタッド・ランス在籍2年目を迎えており、フランスの環境に慣れているのはメリットとして挙げていいだろう。いずれにせよ、伊東には短い時間でも一気に試合展開を変えられる爆発力があり、パリに連れて行きたい人材ではないだろうか。 伊東にとっては、早くAFCアジアカップ2023の雪辱を晴らしたいという気持ちがあるかもしれない。一部メディアが性加害の疑惑を報じた影響で大会途中で離脱となり、不完全燃焼だったはずだ。 その伊東をオーバーエイジ枠でパリ五輪に呼ぶのか、という問題は別として、U-23日本代表にこのスピードスターを加えたところはみてみたいものである。
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