プレミアリーグ、VARに関する新たな試みを発表!…Xアカウントで“判定説明”を速報へ
プレミアリーグは13日、2024-25シーズンより導入されるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に関する新たな試みについて発表した。 【注目】新設された判定説明用のXアカウント レフェリーをサポートするテクノロジーとして、現在では世界各国のリーグ戦および国際舞台で用いられているVAR。プレミアリーグでは2019-20シーズンから導入されているが、ヒューマンエラーや技術的な問題により物議を醸す判定がしばしば下されている。 昨シーズンは第7節のトッテナムvsリヴァプールの一戦において、VAR担当のダレン・イングランド氏と主審の間で伝達ミスが発生し、リヴァプールの得点が取り消しに。試合後にはプロ審判協会(PGMOL)はこの判定が事実誤認であったことを認め、リヴァプールに謝罪したことを発表した。また、適用の不透明性や判定を下すまでの時間の長さといった問題点も指摘されている。 6月の年次総会での投票の結果、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)を除く19クラブが廃止に反対票を投じ、2024-25シーズンの継続採用が正式決定したVARだが、プレミアリーグは判定の透明性を高めるべく新たな試みを準備している。同リーグはシーズン開幕に先立ち、Premier League Match Centre(@PLMatchCentre)というX(旧:ツイッター)のアカウントを開設。このアカウントでは、各試合におけるピッチ上の審判の決定とVARの関与、意思決定プロセスにおけるテクノロジーの関与についての説明と最新情報がほぼリアルタイムで投稿されるという。 また、2024-25シーズンのプレミアリーグでは、半自動オフサイドテクノロジーが本格的に導入されることも既に決定している。FIFAワールドカップカタール2022で採用されたことで話題を呼んだこのテクノロジーは、現地時間8月16日の開幕時には準備が整わないものの、秋のインターナショナルウィーク後に運用可能となる見込みだという。
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