渋野日向子「グリーン上がもったいない2日間だった」と悔しい21位も「レベルアップできる」と前向き
◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック 最終日(9日・米ニュージャージー州シービュー・ベイC=6190ヤード、パー71) 最終ラウンドが行われ、5打差27位から出た渋野日向子(サントリー)は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算7アンダーの21位でフィニッシュした。中継局のWOWOWの取材に応じ「最後の方は疲れてショットも荒れていた。グリーン上がもったいない2日間だった」とやや悔しそうに大会を振り返った。 2番でボギー先行も、3番パー5でバウンスバックした。6番で下りの3メートルを沈め、8番ではチップインバーディー伸ばした。「ダフってショートしたのでもったいなかったが、難しいアプローチが入ってくれてうれしかった」と笑みを浮かべた。 だが、9番パー5で1メートルのバーディーパットを決められず、11番パー3では4ユーティリティーを握るもグリーンを大きくオーバー。2オン2パットで落とした。それでも終盤にショット力の高さを見せた。16番で左奥1メートルにつけ、最終18番パー5もグリーン手前からのアプローチを1メートルに寄せてバーディー締め。「先週からの疲れも残っていて、風もある中で足も重たかった」と疲労の色を見せたが、渋野らしい笑顔で大会を締めくくった。 前週のメジャー、全米オープンでは笹生優花に次ぐ2位。今大会でも予選通過を果たし次週につながる終わり方ができた。「もったいないのが多いとは感じる。ショットもレベルアップできるし、グリーン周りのミスを切り替えて来週頑張りたい。引き続き自分のプレーができるように頑張ります」と気を引き締めた。
報知新聞社