すがちゃん最高No.1"中1から一人暮らし"の衝撃過去「"親ガチャ失敗"気持ちは分かるけど粋じゃない」
今の“きつい”を楽しめるように
「色々な形のトラブルや嫌なことがあると思いますけど、明日明後日は全部笑い話になります。今の嫌は未来の自分の影の部分を作ってくれていると思って、酔いしれてください。影のある人間ってかっこいいんで」 実際にすがちゃんは家族の話を笑い話にした。事務所の先輩であるAマッソのラジオ番組で加納愛子に振られて話したことが最初のきっかけだったが、大きな転機となったのは『チャンスの時間』(ABEMA)出演時のことだった。 「その時はいい話をした後に変顔するという企画で、いい話風に話すのは当時初めてでした。親父が亡くなった時の話をしたときに、大悟さんに『天下を取る男の話と、天下を取らんやつの変顔やった』って言われて。ゲストで来ていた、女優の高橋ユウさんが信じられないくらい泣いていて、こんなに人の心が動くのであれば、(今後も)話してみようかなと」 さらに、インパクトの強いエピソードは業界内でも話題を呼び、この度エッセイとして書籍化されることに。すがちゃんは『ゴッドタン』で劇団ひとりに後押しされたことも「大きかった」と明かし、自身のファンから幅広い層の人まで、心の支えになることを願った。 「僕を見た目で受け付けない人でも文字だったら受け付けられるかなと思いました。まずは思春期真っ只中の中学生とその親御さんに届けたいです。あとは僕のファン層に多い、キャバクラの店長やコンカフェ(コンセプトカフェ)の店長、思春期の娘がいるお父さんにも読んでもらいたいです。生い立ちに色々あった方、大変な経験をしている方にも『中1、一人暮らし、意外とバレない』を読んでもらって、今の“きつい”を楽しめるようになってもらえたら嬉しいです」 【後編】すがちゃん最高No.1、壮絶な生い立ちでも前向きな理由「ツッコミ力が高いと生活が楽になる」は下の関連記事からご覧ください。
まっつ