大きな花瓶は万能選手!1つ置くだけで花が映える、部屋が見違える!ヨーロッパ発のおしゃれで美しいフラワーベース10選
5 ジョージ ジェンセン「ブルームボタニカ ヴェース L」
1904年にデンマークで創業した老舗ブランド。デザイナーのヘレ・ダンケアが手掛けるブルームコレクションは、花弁やつぼみを着想源に、その美しさをフルーツボウル、ヴェース、キャンドルホルダーに落とし込んでいます。このフラワーベースは、蕾がほころび、花びらが現れる瞬間に瞬間にインスピレーションを得てデザインされました。デザインの過程で、粘土を用いた手作業でモデルをつくっているため、ステンレススティールでありながらも、あたたかみが感じられるフォルムになっています。素材のスタイリッシュさと、柔らかな造形のバランスが美しいフラワーベースです。
6 ヴィトラ「ヌアージュL」
フランスを代表するデザイナーデュオ、ロナン&エルワン・ブルレックが手掛けた「ヌアージュ」は、雲の形からインスピレーションを得てデザインされました。8本のチューブを束ねたユニークなフォルムは、インテリアのなかでオブジェのような役割も。アルマイト仕上げによるスタイリッシュなアルミニウム製と、上品なセラミック製を展開しており、3サイズを展開。いちばん大きなLサイズは30cm。8本の細いチューブにそれぞれ生けられるため、背の高い花や枝も安定します。
7 ケーラー「ハンマースホイ フラワーベース L」
デンマークを代表する陶磁器ブランド、ケーラーの「ハンマースホイ フラワーベース」は、同ブランドで長年活躍したアーティスト、スベン・ハンマースホイの20世紀初頭の作品からインスピレーションを受けてデザインされました。艶のある磁器に施された縦に流れる溝が特徴的で、この模様は日本の鎬(しのぎ)の技法を想起させます。北欧のデザインは日本のインテリアとの相性がよいのですが、このフラワーベースも例にもれず、和室にもマッチするデザインです。
8 ヘイ「ジェシカハンス シャドウ ベース」
アメリカ・フィラデルフィアで活躍するデザイナーのジェシカ・ハンスとHAYのコラボレーションによって誕生した「ジェシカハンス シャドウ ベース」。彼女の作品の特徴である、自然発生する模様や質感と現代的な要素の融合がこのフラワーベースにも現れており、あえて不均一で不規則なデザインが目を引きます。手描きのユニークな柄とモノクロームの色遣いは彫刻作品のよう。写真のように花材を一種類にすると花とベースが引き立て合い、インテリアを彩ります。