病床数は757 「統合新病院」基本計画の方針示す
青森朝日放送
青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院の基本計画の方針が示されました。病床の数は757床を計画しています。 統合新病院の整備場所が青森県営スケート場一帯に決定後、初めてとなる有識者会議が12日に開かれ、診療機能の基本計画が示されました。 新病院は、県立中央病院と青森市民病院の機能維持を基本とする39の診療科とし、医師の増員や診療科の新設・変更も検討していきます。 外来診療では、1日に1630人から1720人程度の診察を想定。 病床数は、救命救急・集中治療部門などを含む一般病床751床に加え、感染症病床6床の合わせて757床を計画しています。 現在の病床数は、県病が584床、市民病院が459床です。 出席した委員からは、医師不足への懸念や、医師の教育・研修機会を提供できる病院にしてほしいといった意見が出ました。 【有識者会議 福田眞作座長】 「例えば小児外科の問題とか、将来大学ですら医師が確保できない診療科もありますので、関係する医療機関との詰めがもうちょっと必要なのではないかと思う」 県と市は、2024年度中の基本計画策定を目指していて、次回以降施設整備の方針や経営形態などを検討します。