フィギュア世界ジュニア男子SP 台湾のリー、自己ベスト更新 13位でフリー進出
(台北中央社)フィギュアの世界ジュニア選手権は2月29日、台北市の台北アリーナで男子ショートプログラム(SP)が行われ、台湾のユーシャン・リー(李宇翔)は自己ベストの66.53点で13位となり、2日のフリー進出を決めた。リーは試合後、「自分の心の悪魔にやっと打ち勝てた」と喜んだ。 17歳のリーが台湾で国際大会に出場するのは初めて。課題としていたフリップ-トーループの連続3回転ジャンプを成功させるなど、ノーミスで滑りきった。演技が終わると大きなガッツポーズをしてみせ、感情を爆発させた。 点数が出ると、感動で顔を歪ませ、両手で顔を覆ったリー。インタビューでは、演技前のウオームアップエリアでは緊張で足が震えていたと明かし、「最初はフリーに進出できさえすればいいと思っていた。こんなに高い点数がもらえるとは思わなかった」と話した。 (黎建忠/編集:名切千絵)