2025年度税制改正「特定扶養控除」引き上げへ 自公国3党が合意
「年収の壁」めぐる3党の税制協議で一歩前進です。 自民・宮沢税調会長 「3党で合意をいたしましたが、具体的な案については、私どもが少し用意をして来週、議論をしようと」 自民党と公明党国民民主党の3党は、大学生らを扶養する親の税負担が増えないよう特定扶養控除の年収要件を103万円から引き上げることで合意しました。 一方、所得税の課税対象となる「103万円の壁」の引き上げについて具体的な金額は議論にならず自民党の宮沢税調会長は「かなり距離感がある」と述べました。 また、国民民主党は来年1月から実施するよう求めましたが自民党側は「難しい」との考えを伝えました。来週以降、引き続き協議する方針です。
テレビ朝日報道局