喫煙、ポイ捨て、逆ギレで暴行され 長崎・対馬の神社が韓国人観光客を“出禁”
1000年以上の歴史を持つ長崎県対馬市の神社が、韓国人観光客を立ち入り禁止にしたことが物議を醸しています。一体何があったのでしょうか?神社を取材しました。 【画像】京都・祇園で神社の鈴を振り回し、“舞妓パパラッチ” 外国人観光客「看板見ていません」
■暴行で警察沙汰のトラブルも
長崎県対馬市にある和多都美(わたづみ)神社。1000年以上の歴史をもつ由緒ある神社で、海中にそびえる鳥居は幻想的な雰囲気を漂わせています。韓国からわずか50キロ。高速船を使えばおよそ1時間半で来られるため、多くの韓国人観光客が訪れるスポットとしても知られています。 そんな神社で今、ある問題が…。 境内でたばこを吸う韓国人観光客。条例で禁止されている行為です。さらに吸い殻をポイ捨て。 境内で喫煙する別の男性に注意すると、暴言を吐かれることも。 韓国人男性 「何騒いでいるんだ」 境内や道路の至る所にはたばこの吸い殻が捨てられていて、神社側によりますと、韓国人観光客が10人いたら8人が迷惑行為を行っているといいます。 過去には、韓国人観光客のマナー違反がきっかけでトラブルに。神社の関係者が暴行を受け、警察沙汰になったこともあるといいます。
■「解除するつもりはございません」
こうした迷惑行為を受け、神社側はある対策を行うことにしました。境内の入り口に韓国語で「韓国人は立ち入り禁止」と書かれた紙を掲載することにしたのです。 この対応を決めた理由について番組が神社側に話を聞くと…。 和多都美神社 「多くの韓国人を受け入れて不敬行為までコントロールすることは、当神社のように小さな神社では対応が困難です。今後、韓国人の出入り禁止を解除するつもりはございません。神明奉仕する我々は、毅然とした態度でこの場所を守っていきたいと思います」 韓国人観光客を「出禁」とした今回の対策。街の人からはこのような声が聞かれました。 韓国人 「私たちも海外に行ったらその国の文化を尊重すべきだと思うので、そうできなかったということが残念です。今後、今回の件をきっかけに、他の人たち(観光客)も気を引き締めて慎重になるべきだと思いました」 60代 「まだファーストコンタクトというか、お互いに慣れてないから誤解とかもあると思うので、もうワンクッションあってもよかったんじゃないかな」 「(Q.立ち入り禁止の対応についてはどう?)それは残念です。本来すべきじゃないと思う」 20代 「韓国人の人がみんなそういうことをするっていうわけではなくて、一部の人がそういうふうにしてしまったから、立ち入り禁止はしょうがないと思うんですけど、みんなじゃないので、いずれは解除してもらってもいいのかなと思います」