1億7200万円から! ポルシェ「911」のレストア専門ブランド「シンガー」が日本上陸!「コーンズ」とタッグを組み提供するサービスとは
「ターボスタディ」と「DLSターボ」の2本立て
なお自然吸気エンジン「クラシックスタディ」および「DLS」のレストアサービスはすでに締め切りとなっており、今後はターボチャージャー搭載車「ターボスタディ」および「DLSターボ」サービスの2本立てとなる。 1970~1980年代の「930」、「911ターボ」を彷彿とさせる内外装に、510psのフラット6ターボエンジンと4WDシステムを組み合わせた「ターボスタディ」の「リイマジン」は、世界限定475台のみ受け付けされるそうで、今回の展示車両のレストア費用は、オプション込みで110万ドル(約1億7200万円)とのこと。税金・諸費用やドナー車両代は別途となるという。 いっぽう、DLSターボは往年のグループ5シルエット・フォーミュラ「935」などをオマージュとした超ワイドボディを採用。ウィリアムズとの共同開発となる空水冷24バルブエンジンにターボチャージャーを組み合わせ、最高出力750psのターボエンジンを搭載する「DLSターボ」のレストア台数は世界限定99台とされる。会場に展示されたDLSターボのレストア費用は、ともに展示された前後カウル「ハイダウンフォース・パッケージ」やレーシングタイヤなどのオプションを含めて310万ドル(約4億8400万円)。こちらも、税金・諸費用やドナー車両代は別途となるとのことである。
武田公実