ロッテ吉井監督「あいさつの仕方が変わったので、怒ってるなー」 メルセデスの初勝利の原動力は“怒り”?
◇プロ野球パ・リーグ ロッテ2-0ソフトバンク(25日、ZOZOマリン) ロッテ先発のメルセデス投手は8回無失点の好投。8度目の先発で今季初勝利を挙げ、チームを7連勝に導きました。 【画像】味方のファインプレーに喜ぶロッテ・メルセデス投手 前回登板18日の日本ハム戦では、5回86球を投げて被安打8、今季ワーストの4失点。悔しさをかみしめて臨んでいたと明かしたのは吉井理人監督。「あいさつの仕方が変わったので、怒ってるなーと。おまえが悪いやろとは思うけど(笑)」と怒りに満ちた様子であったとのこと。 この日はその怒りが作用したのか、初回から三者連続三振の好投。そして2点のリードをもらい、今季最長の8回のマウンドへ。1アウトからランナーを出しますが、後続をダブルプレーで3アウト。8回111球を投げて被安打3、8奪三振、無失点のピッチングを見せました。 吉井監督は「ずっと機嫌が悪かったのですが、きょうはその怒りをゲームにぶつけてくれた形で、よく投げてくれました。本当に球が強くて。緩急をうまく使えていたのが良かったと思います。素晴らしい投球を続けてくれています」と、開幕から好投を続ける左腕に称賛のコメントを残しました。