観光大使に声優の佐々木琴子さん、アナウンサーの杉原凜さん、デフアスリートの森本真敏さん 埼玉・本庄 これまでに歌手や女優、サッカー選手に委嘱
埼玉県本庄市広報観光大使就任式が26日、市役所で行われ、いずれも同市出身で声優の佐々木琴子さん(26)、アナウンサーの杉原凜さん(28)、かつて市内在住だったデフアスリートの森本真敏さん(39)が参加した。3人は「本庄市の魅力を発信していきたい」などと意気込みを語った。任期は10月1日から2026年9月30日まで。 観光大使にアンゴラ村長さん 「地域の魅力を発信」「自分のフォロワーに市の魅力伝えたい」
市は市の魅力を広報することで、市の認知度向上、イメージアップ、観光振興を図るため、これまで歌手の松川未樹さん、女優の黛英里佳さん、サッカー選手の内田航平さん、女優の井上小百合さんを同大使に委嘱。今年4月からはラリードライバーの新井大輝さん、パラアスリートの小久保寛太さん、彫刻家のビクター・タンさん、お笑い芸人のアンゴラ村長さん、ロービジョンフットサル選手の岩田朋之さんにも委嘱している。 就任式では、山下部勝副市長から同大使の委嘱状が3人に手渡された。山下部副市長は「発信力を生かして本庄市の魅力をPRし、関係人口が増やせるよう尽力してもらえれば」と期待を込めた。 女性アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーである佐々木さんは「本庄市のことを知らない人に魅力をどんどん伝えていきたい」、日本テレビアナウンサーの杉原さんも「本庄市の魅力を発信し、担当番組でも紹介できれば」などと抱負を語った。世界デフ記録保持者でもあるハンマー投げ選手の森本さんは「来年は東京で開催されるデフリンピックで、金メダルを取りたい」と話していた。