カタール航空、ドーハ-羽田運休
カタール航空(QTR/QR)は、ドーハ-羽田線の運航を終えた。羽田を4月1日午前0時52分(定刻午前1時発)に出発したドーハ行きQR813便(エアバスA350-900型機、登録記号A7-AMH)が最終便となり、2014年6月の就航からおよそ10年で幕を下ろし、カタールの日本路線は成田線と関西線の2路線になった。 【写真】カタール航空の個室ビジネスクラス カタール航空のドーハ-羽田線は、2014年6月18日に就航。2005年3月の関西、2010年4月の成田に続く3路線目の日本路線で、ボーイング787-8型機(2クラス254席:ビジネス22席、エコノミー232席)による週7往復(1日1往復)のデイリー運航で開設した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で一時運休していたが、 2023年6月1日から週7往復で再開した。 ドーハ-羽田線が運休となった一方、同じく航空連合「ワンワールド・アライアンス」に加盟する日本航空(JAL/JL、9201)が、3月31日から羽田-ドーハ線(JL59/50便)を開設。カタールとのコードシェア便で、ドーハ発羽田行きはQR4850便、羽田発ドーハ行きはQR4851便の便名が付与される。
Tadayuki YOSHIKAWA