飲みたくなっちゃう 〝ご当地牛乳〟ガチャが人気
ファンづくりに一役
JA全農が監修した“ご当地牛乳”のカプセルトイ(ガチャガチャ)がヒットを飛ばしている。各地で親しまれる牛乳の1リットルパックや牛乳瓶を、小指ほどのサイズで忠実に再現。若者を中心に人気を集めるレトロ感と、コレクター心をくすぐるラインナップで、牛乳のファンづくりに一役買っている。 レバーを回すと、オレンジ色のパッケージが特徴の「農協牛乳」や、福島県の酪王協同乳業の「酪王カフェオレ」など6種類のマスコットチャームのうち一つが、牛乳をイメージした白色の紙カプセルに包まれて現れる。「メイトー牛乳」のふた部分には、実物と同じフィルムを使う徹底ぶりだ。 11月の発売開始以降、売り切れが続出し、交流サイト(SNS)でも話題になるなど、「予想以上の反響」(全農酪農部)という。23日には、実物の6種類の牛乳や乳飲料の飲み比べイベントを都内で開く。 全農は「ご当地牛乳にはそれぞれの思い出がある。牛乳に愛着を持ってもらうきっかけにつなげたい」(酪農部)と狙う。
日本農業新聞