日本郵政グループ、増田新社長らが会見(全文7完)上級副社長の後任は考えていない
日本郵政グループは9日午後、都内で記者会見を開いた。同グループ3社の新社長に就任した元総務相で日本郵政の増田寛也氏、日本郵便の衣川和秀氏、かんぽ生命保険の千田哲也氏が出席した。 【動画】日本郵政グループ、増田氏ら新社長が会見 かんぽ問題への対応など説明 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「日本郵政グループ、増田氏ら新社長が会見 かんぽ問題への対応など説明(2020年1月9日)」に対応しております。 ◇ ◇
募集人調査も鋭意進めている
千田:併せて募集人調査のほうの進行についても今、鋭意進めていまして、これについてもまだ半分ぐらいは募集人へのヒアリングというのも残っているというふうな状況でありますけども、とにかく一刻も早くそういうものを仕上げて判定に持っていくと、そういうふうなことで、3月末をめどというふうなことで今、われわれ計画を立ててやっております。 新しい体制になりまして、増田新社長、それから衣川社長も、とにかくグループを挙げてやるんだと、そういうふうなことをおっしゃっていただいていますので、そういう意味では本当にスピードアップという、そういうふうなこと、それから外の力をしっかり借りてやっていくんだということもおっしゃっていますので、その辺りしっかりコミュニケーションを取りながら、戦力を増強しながらやっていければというふうに考えております。
募集人調査は3月末に終えるのか
朝日新聞:確認ですけど、3月末というのは募集人の調査を終えられる時期ということでよろしいんでしょうか。いわゆる特定事案の18.3については、別に3月末がどうとかっていう区切りがあるわけではないんですか。 千田:おっしゃるとおりです。われわれは、間口はずっと開けてやっていくという、そういうふうなことでありますので、3月末時点でどこまで、ご意向確認という、そういうふうなところをおっしゃっていると思うんですけど、82%、83%というところは。そこはわれわれとしてはずっと進めていくと、そういうことです。 先ほどもう1つ言っていた、利益者の利益回復といいますか、復元という、そういうふうなところについても、3月というふうなものをターゲットに置きながらお客さまに対してご案内をして、復元という、そういうことをご提案しながらやっていくということになりますけど、こちらは本当にお客さまのご意向もすごく絡んできますので、そこが全部が全部終わるという、そういうことにはおそらくならないと思います。そこはお客さまのご意向ということもありますので、丁寧にやっていく、われわれからのアクションはしっかりやっていきますけれども、最終的に決着していくというのはもう少し時間が掛かっていくという可能性は大いにあると思います。