三菱一号館美術館、23日再開 乳白色の壁、多様な作品展示 東京・丸の内
昨年4月から休館していた東京・丸の内の「三菱一号館美術館」が再開するのを前に、関係者向け内覧会が22日に開かれた。 空調や照明などを更新。幅広い分野の作品を展示できるよう、壁を乳白色に改めた。新設の小展示室ではさまざまな企画を開催できるようにした。23日に再開し、記念の企画展を開く。 三菱地所が運営する同美術館は2010年に開館。1894年に建てられた洋風建築の「三菱一号館」を当時の設計に基づいて復元した。JR東京駅から徒歩5分の立地で、赤れんが造りの外観を特徴とし、フランスの画家ロートレックなどの作品を所蔵している。