PayPay銀、金利2% 米ドル組み合わせた預金で
インターネット専業のPayPay銀行は4日、普通預金に円と米ドルを合わせて預け入れた場合に、年2%(税引き前)の金利を適用すると発表した。 メガバンクなどが現在設定している円の普通預金金利は0.1%で、その20倍という高い金利水準。日銀の利上げに伴う「金利のある世界」の到来で、金融機関の預金獲得競争が激化する中、好条件の金利で攻勢をかける。 4日から、PayPay銀の口座とPayPayの決済アプリを連携させるといった条件を満たせば、円普通預金とドル普通預金に2%の特別金利を適用する。同行の通常金利はそれぞれ0.1%と0.05%。円預金は500万円を上限として、ドル預金の残高と同額まで2%の金利を適用する。ドル預金は、円高・ドル安が進んだ場合には円換算で元本割れとなる為替変動リスクがある。