「続けることに意義がある」江戸時代から続く成人を祝う伝統行事「水浴びせ踊り式」 静岡・熱海市
静岡県熱海市の下多賀神社では、江戸時代から続く伝統行事「水浴びせ踊り式」が行われました。 この踊りはもともと中学生の成人を祝う儀式でしたが、今は少子化のため高校生も参加しています。 2日は着物姿で腰に刀を差した地元の中高生12人が輪になり、歌に合わせて「水浴びせ踊り」を披露しました。 中学1年 横田涼真さん: 「緊張したけどまだ来年もあるからそこで頑張りたい」 高校1年 野中陽翔さん: 「大切な文化だと思うので、この文化を途絶えさせないようにしっかり続けていきたい」 鹿島水浴びせ踊り保存会 大石浩之会長: 「伝統芸能なので、一度切ってしまうと再開が難しくなるので、続けることに意義があり、これからも開催していきたい」 この水浴びせ踊り式は、熱海市の無形民俗文化財に指定されています。