全国で広がりを見せるフードロス対策 少しでもお得に買えるサービスが豊田市に 愛知
値上げの波が続き、店も消費者も試行錯誤の毎日。そこで、全国で少しずつ広がりを見せているフードロス対策に注目しました。 【動画】食品物価高どう乗り切る?全国で少しずつ広がりを見せるフードロス対策 名古屋市千種区にあるスーパー「サンエース春岡店」。 「オレンジジュース(474円)がここ最近、値上げが顕著なものになっています」(サンエース 商品本部長 宮下裕基さん) Q横のグレープフルーツジュースは301円、フルーツが違うだけでこんなに値段が違うんですか 「10月くらいまでは同じような値段で販売していました」(宮下さん) こちらのオレンジジュースの値段は、去年9月ごろと比べると、180円以上アップしています。 値上げの理由は、世界的に起きている、オレンジ不足です。今、お客さんが手に取るのは「国産のみかんジュース」だといいます。 「実際に値上げしたものを買うくらいだったら、原料のいいおいしいものをいただきたいお客様も多く好評いただいている商品のひとつ」(宮下さん)
店側も買い物客も試行錯誤
大幅に値段が上がっている「オリーブオイル」では、こんな努力も―― 「競合店の対策や、お客様のことを思いまして値上げを控えている商品」(宮下さん) Q本来はいくらで売らなければいけない 「本当ですと200円~300円値上げしたい商品です。お客様のためです。そこはがんばらせてもらいます」(宮下さん) 店側は、少量サイズを展開するなど、少しでも客に手に取ってもらいやすいよう試行錯誤しています。 Q.いろんな商品値上がりするたびにお値打ちとか、プラス策があったが 「今回は、あまり相場が下がった商品は実はない。電気代や人件費が上がるなか、実際食べておいしい商品を販売しお客さんが満足できるような環境を整えたいと思っています」(宮下さん) 買い物客も家計の負担を抑えるため、惜しみない努力が続きます。 「新聞に入ってくるチラシを見て(買う)。値上がりと言ったら、やっぱり買っておきたい油とか。だから流しの下とかパントリー、すごいよ」(買い物客) 「LサイズとかMサイズ、少し安いものを選ぶ、数とか。前みたいにあれもこれも買えなくなりました」(買い物客)