新戦力・松村も無得点で「もどかしい」東京V。広島戦は好機があったにもかかわらず、勿体無い試合に
サポーターの気持ちを代弁するなら
2024年8月7日、東京ヴェルディが味の素スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦した。3-4-2-1システム同士のミラーゲーム、ホームの東京Vはセカンドボールを上手く拾えず、広島に押し込まれる展開となった。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! そうした中、試合は落雷の恐れがあるため前半20分で一時中断。約1時間半後に再開されると、効果的な縦パスが入るようになった東京Vが反撃する形となった。広島を完全に押し込んだわけではないが、立ち上がりよりも攻守の両局面でボールへの寄せが早くなった印象だった。 32分にはカウンターから抜け出した齋藤功佑が惜しいシュートを放つなど好機も作った東京V。39分あたりから再び広島にペースを握られたが、前半はそこまでネガティブな内容ではなかった。 再び雨となった後半、引き気味になってチームの重心が低くなったせいか東京Vは思うように攻撃を組み立てられないものの、時間の経過とともにペースを握る。55分を過ぎたあたりから怒涛のアタックでゴールに迫り、松村優太のミドルを1あわや先制点かというチャンスもあった。 しかし、78分、コーナーキックから広島に先制される。ゴール前の混戦から最後は佐々木翔に叩き込まれたのだ。 内容は悪くないのに勝点を獲れない。東京Vは勿体無い試合を落とした。ファン・サポーターの気持ちを代弁するなら、「もどかしい」ではないか。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【関連記事】
- 雷のゴロゴロという音が次第に大きくなり、本来の試合とは違う緊張感がスタジアムを包み込む。東京V対広島戦は落雷の恐れで中断
- J1再開も各地で荒天被害。日産スタジアムでは“滝雨”。プレーに影響は?元日本代表が興味深い解説「逆に選手たちにとっては…」
- 「A代表に食い込んでくる」五輪代表から森保ジャパンに“昇格”するのは? 元日本代表DF槙野智章が持論「すごかった」【パリ五輪】
- 「柔道界では、違うやり方のほうがいいとかあるんですか」物議を醸した“柔道ルーレット”にサッカー元日本代表が疑問。野村忠宏の回答は?「アナログでも不正をやろうと思ったら...」【パリ五輪】
- 「熱愛の真相は?」なでしこ長谷川唯、冨安健洋との“交際噂”に女子アナから直球質問! 本人の答えは?「まぁ、仲は良いはずなので...」