イチゴ1パック1万800円!?新技術で10月上旬から出荷可能に「珍しさで高くても売れる」2か月前倒しの超早期栽培
これまで栽培が難しかった時期にもイチゴを栽培・出荷しようと、5年前から始まった取り組みですが、課題もあります。 ■設備コストは1.5倍 RKB 本田奈也花アナウンサー「設備コストは一般的なイチゴ農家と比べてどうですか?」 上寺いちご園(九州電力)栽培責任者 田川直さん「導入される設備の条件にもよりますけど、設備コストはだいたい一般的な栽培の1.5倍ぐらいです」 RKB 本田奈也花アナウンサー「電気の方がお得な部分もありますか?」 上寺いちご園(九州電力)栽培責任者 田川直さん「電気も高くはなっていますけど、CO2削減の効果、カーボンニュートラルに寄与できると考えています」 早期出荷で、閑散期のいちごの需要に応えようとするこの取り組み。新たな販路開拓につながるのか、注目されます。 ■1パック1万800円 1粒1000円前後でも売れる このイチゴを販売している百貨店、岩田屋本店の南国フルーツに話を聞きました。 生鮮イチゴは一年中需要があり、“自分で食べたい”という一定数の客がいるということです。 価格は18日時点で、1パック9~15粒入りで5400円。10月上旬の出荷が始まったばかりの時期は、1万800円で販売しても売れたそうです。 このイチゴを扱う久留米青果市場によると、この時期は珍しいため小売業者からの問い合わせが多く、単価は高いがよく売れる。個人消費もあるが、料亭などでの需要も考えられるということです。
RKB毎日放送
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