離島フェアが開幕 ユネスコ勧告で離島の泡盛業界も活気づく
沖縄テレビ
離島の特産品やグルメを一堂に集めた「離島フェア」が15日から那覇市で始まりました。泡盛が日本の「伝統的酒造り」としてユネスコの無形文化遺産の登録への勧告が出されたことで離島の泡盛業界も活気づいています。 独自の文化や自然など、県内18の離島が持つ魅力を発信しようと開催されている離島フェアは今年で36回目です。本島中南部、北部それに宮古・八重山と4つのエリアごとにブースが出店しています。 座間味島の海で育ったもずくを乾燥させたもずくふりかけなど、優良特産品の優秀賞を受賞した食品や、それぞれの島を訪れなければ手に入らない工芸品。精肉やかまぼこなどの加工品が特別価格で販売され、多くの人たちが買い求めていました。 来場者は「渡嘉敷。一等が当たりました。ガチャガチャで。いろんなものがたくさんあって、知らない商品もいっぱいあって楽しいです。」 観光客「楽しいです。沖縄の本島しか来てないけど、離島に来た気分というか、離島も楽しめた感じです。」 また日本酒や焼酎、そして泡盛が日本の「伝統的酒造り」としてユネスコの無形文化遺産の登録への勧告が出されたことで離島の泡盛業界も活気づいています。 与那国島崎元酒造所 崎元俊壱さん「60度のクバ巻き、これは昔から作っていて与那国島ならではの与那国島でしか作れない。初めての方も『そうなんだ、興味あるな』とそういう動きになるなと期待していますね。」 伊是名島伊是名酒造所 仲田輝仁代表「一つ一つの泡盛に気持ちを込めて丁寧に仕上げているような泡盛です。国内もそうですけど、海外からもお客さんも今沖縄にたくさんいらっしゃると思うので、さらにこの泡盛が注目されていくんじゃないかと思います。」 メイン会場の外ではヤギ汁や大東そばなど、離島のグルメや地ビールをその場で味わうことができる屋台も出店しています。離島フェアは17日まで沖縄セルラーパーク那覇で開かれています。
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