BE:FIRST・RYOKI「不幸な目に遭っている動物がいることは、絶対に許せない」愛犬・愛猫との暮らしと影響
理解しようとする、だから心が通い合う
──動物と一緒に暮らすことは、自分自身にどんな影響を与えましたか。 RYOKI 命の大切さをすごく感じるようになりました。動物を飼うって、子供を育てる擬似体験のような部分もあると思うんです。人間の赤ちゃんと同じく、動物もしゃべれないじゃないですか。その中で「今どう思ってるのかな」「何を考えてるのかな」と、感情を理解しようとする。それによって心が通い合う感覚があります。 ──動物の保護活動に関心を持つようになったのは、何がきっかけだったんですか? RYOKI 動物にとって何が幸せかという基準はそれぞれだし、僕たちにも本当の気持ちはわからないけど、過酷な環境で過ごしている子たちもいるんだよな……と思うんです。 野良犬は、自分より大きな生き物に食べられてしまう可能性もあるわけですよね。食物連鎖が存在しているからこそ生態系が成り立っている部分もあるし、すべての生き物が幸せに生きることは難しいと思うんですけど。 そして最近は、劣悪な環境で飼育して売買するペットショップが問題になったり、動物を取り巻くビジネスの中に見過ごせない部分があると感じたんです。僕もよくわからないままにペットショップで買ったんですが、後から現状を知って、いろいろなことを考えました。 僕が連れて帰らなかったらこの子たちがどうなっていたかわからないし、迎え入れたことは後悔していないですけど、不幸な目に遭っている動物がいることは絶対に許せないし、無くしていきたい。僕にできることがあるなら、ぜひやっていきたいと思っています。 <このほか本誌には、動物たちが人間と共存しやすい環境づくりやアーティストとして社会貢献をしたいと考える理由について、RYOKIが語るソロインタビューの完全版を掲載。さらに、RYOKI本人の希望で、獣医師・動物行動学専門医との対談ページも>
岸野恵加
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