坂東の女性、架空請求4187万円被害 茨城
茨城県警は16日、同県坂東市、無職、女性(62)が架空請求で現金と電子マネー利用権計約4187万円をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。 組織犯罪対策1課によると、5月6日、保護委員会職員を名乗る男らが女性に「未払い金がある」「裁判になるかもしれない」などと電話し、女性は翌7日までにコンビニで計80万円分の電子マネー利用権を購入し、男らに番号を伝えた。 その後、サイバーセキュリティーセンター職員や保証協会職員を名乗る男が「携帯電話がウイルスに感染した」「賠償金を支払う必要がある」と連絡。女性は8日から6月24日にかけて、保険料や損害賠償金の名目で指定口座に現金計約4107万円を振り込んだ。 訴えられる不安を抱いた女性が親族に話し、県警境署に相談して発覚した。
茨城新聞社