細かい雪が舞う中、目的地を目指す観光客＝金沢市内

　強い冬型の気圧配置の影響により、石川県内は23日も雪や雨が続く見込みで、金沢地方気象台は22日、雪を伴った強風や電線・樹木への着雪、落雷、突風に注意を呼び掛けた。高波にも警戒を求めている。 　気象台によると、23日午後6時までに予想される24時間降雪量は加賀の平地4センチ、山地30センチ、能登の平地5センチ、山地10センチ。冬型の気圧配置は24日にかけて続く見込み。 　　●白峰で積雪53センチ 　22日は加賀地方の山地を中心に雪が降った。県の観測によると、午後6時時点の積雪は白山市の白峰で53センチ、吉野谷で16センチ、金沢市の湯涌で3センチなどとなった。金沢の市街地でも雪や雨が断続的に降り、防寒着をまとった市民、観光客らが肩をすぼめて行き交った。気温は日中も上がらず、金沢では2～4度台で推移した。