AIが予測する今永昇太のMLB2024シーズン成績:苦戦を予測も現地メディアは新人王候補に挙げる
日本屈指の先発左腕にとっても、メジャー挑戦1年目はそう甘いものではない、と言うのが、AIの見解のようだ。特に奪三振率と与四球率の低下は顕著であり、K/BB(奪三振と与四球の比率)は前年に日本でマークした7.25から2.46まで下落している。
WHIPの1.30も先発投手としては平均以下であり、昨季MLBで規定に達した先発左腕ではワースト2位の数字となる。これらの数字は防御率4.68という予想に集約されているわけだが、現地メディアの見方は多少異なるようだ。
『スポーツイラストレイテッド誌』は電子版に掲載したカブス先発ローテーションの予想記事の中で、ルーキー左腕の今季成績を『ファングラフス』の『Steamer』予想を用いて「11勝10敗、防御率3.84、WHIP 1.21 奪三振率9.12」とした上で、「全てがプラン通りに行けば、イマナガはロサンゼルス・ドジャースの新投手ヨシノブ・ヤマモトとナ・リーグ新人王争いで、一騎討ちをするかもしれない」としている。
ちなみに、上記『Steamer』予想のその他のスタッツは、先発登板29試合、投球回178.0、奪三振180、与四球率2.42、被本塁打率1.24、被打率.243、BABIP.295、FIP3.93となっている。
J SPORTS 編集部