JPタワー大阪内の商業施設「KITTE大阪」が7月31日に開業決定
日本郵便を含む開発業者5社が、大阪駅西地区において施工を進めてきた「JPタワー大阪」が2024年3月12日に竣工したと発表した。また、同建物内の商業施設「KITTE大阪」のグランドオープン日が7月31日に決定し、テナント107店舗を公開した。 【写真】JPタワー大阪 フロアマップ
JPタワー大阪は、オフィス、商業施設、シアター、ホテルの機能を備えた大型複合施設。1874年に開業した初代大阪駅の跡地で、1939年から旧大阪中央郵便局舎として使用されていた場所に構える。街の記憶を継承するため、KITTE大阪の1階では旧大阪中央郵便局舎の一部を保存、移設し、エントランスや商業施設の一部として一体的に活用する。 KITTE大阪は、「まだ知らない、まだ体験したことのない日本各地の魅力的なヒト・モノ・コトを集め、日本の良さを発見・再認識できる場所になる」ことを目指す商業施設で、地下1階から6階までのフロアに全107店舗が入居する。飲食部門では、地下1階の横丁ゾーン「うめよこ」に、九州各地の食が楽しめる「角打ち 小野の離れ」など関西初出店の店が多数構えるほか、4階・5階のレストランフロアには、日本初進出のシンガポール・チャイニーズ「東寶(ドン・バオ)」をはじめとした、日常の食事から会食までさまざまなシーンで利用できる飲食店が集結する。 物販は、2階の日本各地のアンテナショップが集結する「ええもん にっぽん めぐり(Feel JAPAN Journey)」に北陸3県や高知県、鹿児島県、岡山県など地域特産品を展開する店舗が出店。3階には、「石見銀山 群言堂 暮らしの旅へ」や「豊岡鞄」、「今治浴巾」など、日々の暮らしをちょっと贅沢にする日本産のショップが並ぶ。サービス部門は、6階にシアター「SkyシアターMBS」が入り、同フロアにはゲームセンター「ギーゴ(GiGO)」の新業態であるアミューズメント&バーをはじめ、カフェやクリニックなども出店し、刺激と癒しの時間を提供するという。