Hey! Say! JUMP ドームツアー東京公演開幕 DARK&POPに5万5000人魅了
Hey! Say! JUMPが29日、東京ドームで全国ドームツアー「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2024-2025 H+」の東京公演初日を迎えた。11月27日に発売された最新アルバムを引っさげ、今月14日から愛知、東京、福岡、大阪と全国4都市10公演で合計46万人の動員を見込む。アルバムの世界観を体現するステージで、ドームを埋めた5万5000人を魅了した。 没入感満載のステージで、ファンタジーの世界へと誘った。メインセットを覆っていた巨大白幕が、映像の終了と同時に落下するとセット各所、ステージ上からもメンバーが登場。開幕曲「DARK HERO」後に山田涼介(31)の「騒げ!」という叫びが響くと、会場のボルテージはいきなり最高潮となった。 コンセプトはDARK&POP。演出担当の山田が「『H+』の世界を堪能していただきたい」と胸を張る廃虚の遊園地にたたずむ洋館のようなメインセットは存在感が際立ち、中島裕翔(31)が「バージョンアップされてさらにギラギラしている」という、やぐらムービングステージでは、巨大シャンデリアの輝きとともに圧巻のダンスパフォーマンス。高木雄也(34)は「アイドルど真ん中のHey! Say! JUMPを楽しんで」と呼びかけた。 MCパートでは有岡大貴(33)が髪色変更をかけ、知念侑李(31)とジャンケン勝負を繰り広げるなど盛りあげれば、愛と平和の妖精「じゃんぷぅ」の着ぐるみでのパフォーマンスなどファンシーな一面も見せた。伊野尾慧(34)は「とても緊張します」と話していたピアノ生演奏もしっかりと決めた。八乙女光(34)の「たくさんのギャップと空気感で楽しんでくれれば」という言葉通り、グループが持つ魅力の幅広さを見せつけた。 薮宏太(34)が「グループとして一つ上を目指す上でとても大切なコンサート」と位置付けるステージ。終盤のあいさつでは、グループを代表して山田が「また僕たちとこうして素晴らしい思い出を作りましょう」と再会を約束した。大みそかには、単独で東京ドームでの年越しライブも予定。来る2025年もJUMPは立ち止まらず、上へ上へと飛翔する。