中津川の老舗酒蔵が北海道へ移転、地球の“温暖化”から逃れる人々
蔵の存続のため、新しい土地へ移転を決断した『三千櫻酒造』。しかし、気候変動は他の蔵元も抱える課題だ。 山田さんは「土蔵の蔵を全館冷房に改装するなんてことはできないし、立て直すとそれなりにお金がかかる」と蔵元の現状を明かす。続けて、「その辺をどう判断するかですよね。もう自分たちで対処するしかしょうがない」と、6代目として存続に対する覚悟を述べた。
岐阜県中津川市の人々に愛され続けてきた『三千櫻酒造』の酒。明治から受け継がれてきた味は、東川町の“地酒”として新たな歴史を刻んでいく。