「児童手当」の対象外のママ友世帯は年収1000万円超えですか?手取りも多いんでしょうか?
手取り額は世帯状況によって異なる
本記事では「高給取り」と言われる年収1000万円の人の手取り額について紹介していきました。 児童手当の所得上限額のボーダーとなる年収1000万円超えの世帯は、周囲からみたら「お金持ち」というイメージが大きいですが、実際に受け取れる金額は「額面の約7割ほど」となっています。 とはいえ、手取り収入額は、配偶者控除や扶養控除、生命保険料控除など、さまざまな控除が適用されたうえで計算されるため、世帯の状況によって大きく変わります。 控除が多いことで、手元に残るお金が増える可能性もあるため、年収1000万円ラインに到達していない場合でも、今一度ご自身の「額面の収入」と「手取り収入」の比較やシミュレーションをしてみると良いでしょう。
参考資料
・全国健康保険協会「令和5年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表」 ・厚生労働省「令和5年度の雇用保険料率」 ・国税庁「No.1410 給与所得控除」 ・国税庁「No.2260 所得税の税率」 ・こども家庭庁「児童手当制度のご案内」 ・国税庁「No.1191 配偶者控除」 ・国税庁「No.1180 扶養控除」
太田 彩子