再雇用で働いていますが”聴力”が弱くなり困っています…生活が厳しくなりますが、仕事を辞めるしかないのでしょうか?
加齢により身体にさまざまな不調が現れ「今まで通り働けなくなるのではないか」と不安を抱えている方も多いと思います。 例えば、耳が聞こえにくくなると人とのコミュニケーションも取りづらくなるため、仕事にも支障が出る可能性が高いでしょう。 ▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える? 本記事では、再雇用で働いていて聴力の問題が現れてしまった場合、仕事を辞めずに済む方法にはどのようなものがあるのかをご紹介します。
耳の聞こえ方に不安があるときのチェックポイント
聴力が低下してくると耳の聞こえ方にさまざまな不安を感じるようになることがあります。 まずは、自分の聞こえ方をチェックしてみましょう。参考として、横芝光町のホームページには「聞こえのチェックシート」として以下のようなチェック項目が掲載されています。 ●会話をしている時に聞き返すことがよくある。 ●後ろから呼び掛けると気がつかないことがある。 ●聞き間違いが多い。 ●見えない所からの車の接近にまったく気がつかないことがある。 ●話し声が大きいと言われる。 ●集会や会議など数人の会話がうまく聞き取れない。 ●電子レンジの「チン」という音やドアのチャイムの音が聞こえにくい。 ●相手の言ったことを推測で判断することがある。 ●騒音の多い職場や大きくうるさい音のする場所で過ごすことが多い。 ●家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある。 当てはまるものが5つ以上あるときは、聞こえの状態が悪くなっている可能性があります。早めに耳鼻科医の診察を受けた方がよいでしょう。
効果的な聴力低下対策を紹介
加齢に伴う聴力低下は老化現象の一種なので、加齢以外の原因を避けることで予防したり進行を遅らせたりできる可能性があります。 まずは、「大きな音量で音楽を聴かない」「騒音下では耳栓をする」など、耳に優しい生活を心がけるとともに、老化を遅らせるために規則正しい生活を送ることが大切です。 また、早期発見・早期治療のためにも、定期的に耳鼻咽喉科での検査を受けるようにし、必要であれば補聴器で聞こえをサポートしていくことも検討していきましょう。