古くて新しい!?蔵や古民家を改装 “リノベ店”地図で魅力発信 芸術家・トモヤアーツさんと巡る
特集はリノベーションした建物の魅力を発信する地図です。作ったのは長野市の芸術家。蔵や古民家を改装したおしゃれな飲食店など、生まれ変わった古い建物を紹介しています。地図を手に作者と一緒に巡ってみました。
優しいタッチで描かれた建物が並んだ冊子。 こちらは、11月、発売された「古き良き未来地図」です。 長野市街地に点在する古い建物をリノベーションした店を紹介しています。
手がけたのは、長野市で活動する「創作家」のトモヤアーツさん(46)です。 創作家・トモヤアーツさん: 「皆さんが使って手を入れてきて、歴史がある建物をまた新しくスポットライトを当てて、大事にしてきたものを継承して新しい使い方をしていくことが本当にすてき」
トモヤアーツさんと一緒に実際に店を巡ってみることにしました。 まず向かったのは、中央通りから少し奥に入った場所にある「La.Lumiere(ラ・リュミエール)」。
トモヤアーツさん: 「絵を描いているときも、古い建物なのに花があって植物があるというのが、入り口の雰囲気をやわらかくしていていいなと思っていた」
中には生花店のスペースがあり、その奥にレストランスペースがあります。 トモヤアーツさん: 「こんにちは、よろしくお願いします」 高い天井にチョークアート。 築100年を超える米蔵を改装し、3年前にオープンしました。
オーナーは小池光さん(43)。軽井沢町や長野市で20年近くフレンチのシェフとして腕を磨いてきました。独立を決意し、物件を探している中で、この米蔵に出会いました。 ラ・リュミエール・小池光さん: 「(最初に)のぞいたときに天井がすごい高くて開放感があったので、ここで店を開きたいなと、ひとめぼれです」
客はー。 客: 「最初見た時は古いのかなって思ったんですけど、中は行ったら植物もたくさんあって華やかで、落ち着いて食事できてよかった」
トモヤアーツさんもランチを注文。 ラ・リュミエール・小池光さん: 「どうですか」 トモヤアーツさん: 「うまいっすね、野菜」 ラ・リュミエール・小池光さん: 「野菜ね、飯綱町で作ってて、それを畑から持ってきて」