七草がゆで無病息災 小学生らが試食、和歌山県田辺の自然観察教室
和歌山県田辺市稲成町のふるさと自然公園センターで7日、「七草がゆ」の振る舞いがあった。小学生やその保護者ら計40人が参加し、無病息災を願って七草がゆを味わった。 【「新成人」過去最少 95年から半減8244人、来年の和歌山県内の記事はこちら】 センターは、自然観察教室の一環として毎年1月7日に七草がゆを企画している。観察教室で参加者は、センターの職員から七草の種類について実物を見ながら説明を聞いた後、周辺を歩きながら春の七草のうち5種類(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ)を観察したり、採取したりした。 観察後はセンターに戻り、約3キロの米を使って大鍋に用意された、七草がたっぷり入った出来たてのかゆを楽しんだ。 兄弟で参加した、芳養小学校5年の那須悠生君は「昨年も参加したが試食はしなかったので、ここで食べるのは初めて。おいしかった。採った七草は持ち帰って家でおかゆを作る」と話し、同小2年で、弟の凱生君も「いろんな種類の七草を見つけられて楽しかった」と笑顔で話した。
紀伊民報