基準値の7倍超える「水質汚染」確認 三原市の産廃最終処分場 広島県が搬入と埋め立て中止を業者に警告
広島ニュースTSS
三原市の産業廃棄物最終処分場で、基準値を超える水質汚染が確認されたことを受けて、県は業者に対して産業廃棄物の搬入などを中止するよう警告しました。 県は、先月末三原市本郷町にある産業廃棄物処分場で、水質検査を実施したところ基準値の7倍を超える汚染が確認されたと発表しました。 これを受けて処分場の設置業者に対して、原因の究明と改善が確認されるまでは、産業廃棄物の搬入や埋め立てを中止するよう警告しました。 処分場を巡っては、今年7月、県が行った浸透水の検査で、基準値を超える鉛が検出されたことを受けて、廃棄物の搬入が一時中止されていましたが、9月に再開されていました。 県は「極めて重大かつ深刻に受け止めている。地元住民の不安解消のためにできることに取り組みたい」とコメントしています。
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