【副業・バイトの最新トレンド】シニアや主婦層にもマッチする「スポットワーク」が普及、“想像を超えた特別なアルバイト”「超バイト」も注目
働き方も徐々に変化している昨今。本業の他に副業やバイトをするという人も少なくない。2025年の副業・バイトのトレンドはどうなっていくのだろうか。
タイパやコスパが重視され、さまざまな働き方が可能になったことでスキマ時間に単発で働く「スポットワーク」が急激に広がっている。スポットワーク協会によると2024年5月末時点で総登録者数は約2200万人になり、2019年の約300万人の約7倍に増加した。 スキマ時間のバイトといえば若者が対象と思いきや、仲介を行う「シェアフル」広報の川端芳野さんは「アプリ『シェアフル』の利用者の10%前後はシニアや主婦層で、中には70代以上のかたもご利用しています」と言う。 「シニア世代のかたがスキマバイトを行う理由はさまざまですが、健康のためや社会貢献として週3日ほど働くかたもいらっしゃいます」(川端さん・以下同) 意外にもシニア層や主婦層にマッチするという。 「スキマバイトは仕事の一部だけを依頼することが多く、覚える業務量が少ないので初心者にも向いています。特に主婦層であれば『調理補助』(時給1200円程度)や『清掃業務』(時給1300円程度)など、日々の経験を生かせる仕事が多い。また当日の予定や体調に合わせて応募する仕事も柔軟に選べます。まずは気になるものに応募して、自分の適性を確かめてみるのもおすすめです」 またシェアフルではスキマ時間に、「超バイト」といった日常生活では経験できない“想像を超えた特別なアルバイト” に応募できる。これまで「プロ野球の始球式(日給1万円)」や「渋谷の街をゆるキャラと歩く(時給3000円)」などを募集してきた。 「通常のスキマバイトとは異なり、“新しいことに挑戦してみたい”という応募者の熱量を大事にしています。人気があった音楽フェスのイベントスタッフ(日給3万円)など、思わず挑戦したくなる企画を今後も続けていきます」 スキマバイトも進化している。 ※女性セブン2025年1月2・9日号