【速報】「生活資金と約10万円は入院資金に充てた」67歳の再雇用職員 預かり口座から約170万円着服、きのう全額弁済 兵庫・明石市
兵庫県明石市は2日、再雇用職員の男性(67)が、現金約176万円を着服していたことを発表しました。 会見の冒頭では、「このような不祥事が二度と起きないよう、再発防止に全力でつとめ、市民の信頼を回復できるよう、精神誠意つとめます」とお詫びしました。 市によりますと、当該の男性職員は、管理していた小学校区のまちづくり組織の口座から、複数回にわたって現金を引き出し、計約176万円着服したということです。 残高が一致しないことから聞き取りをおこなったところ、職員が着服を認めたということです。使途について「生活資金に充てた。一部(約10万円)は入院資金に充てた」などと話しているということです。 職員は「誠に申し訳なかった」などと反省の姿勢を見せているといい、きのう全額返済したということです。 市は今後について、懲戒処分に向けて手続きを進めるとともに、会計事務を複数体制で行うなど、徹底と監査の強化を図るとしています。