飯塚翔太、4大会連続五輪へ「内定決めたい」 32歳のベテランはリレー代表入りも意欲「任されれば全力で」
陸上男子200メートルの飯塚翔太(32)=ミズノ=が3日、優勝した台湾オープンから羽田空港に帰国した。4大会連続の五輪出場がかかる日本選手権(27日~30日、新潟)に向けて「優勝目指して、オリンピック内定を決めたい」と意気込んだ。 夢切符がかかる大一番まで残り1カ月を切った。台湾オープンでは200mに出場し、20秒65で優勝。現在の状態は「80から90パーセントぐらい」といい、「スピードを上げられたら」と課題を掲げる。 16年リオ五輪では400メートルリレーで銀メダルを獲得した。日本選手権では“リレー侍”入りも見据えて、200メートルだけでなく100メートルにも出場する可能性もあり、「任された役割があれば全力でやります」と意欲ものぞかせた。「ちょうど誕生日を迎えています」と、25日に33歳になるベテランは、「世界にチャレンジできる唯一の舞台。自分の力を試す場」と4度目の五輪切符獲得を見据えた。