悩ましい「飛行機内でトイレに行くタイミング」。スマートかつ他人に迷惑をかけないためには?
隣の人が寝ている!
ようやく離陸して、おつまみが配られ、幸いシートベルトサインが消えました。やっとトイレに行けると横を見たら、隣席の人が安らかな寝息をたてています。 そんなとき、あなたならどうしますか? トイレに行くために起こされて怒る人は、おそらくあまりいないでしょう。 でも、深夜のフライトやもっと長いフライトだったら何度も起こす羽目になるかもしれません。起こすのか、我慢するのか、それとも隣席の人の膝上を乗り越えるのか…。 エチケットの専門家Jo Bryantさんは、The Telegraphの記事において、上を乗り越えてもいいけど、いくつかのポイントに注意しなければならないと述べています。 隣の人が寝ていたら、乗り越える前に考えるべきことがあります。それは、前の人のヘッドレストをつかまずに乗り越えられるスペースがあるかどうか。 そのうえで行くと判断したら、前を向いたまま、接触を最小限に抑えるように移動してください。 とはいえ、通れるかどうか疑わしいときは、必ず起こして通してもらうようにしましょう。それとも、乗り越えている最中に起きてしまうリスクを負いますか? Bryantさんはもう1つ、とても有用なアドバイスをしています。 筆者は、次からこうしようと決めました。 よく飛行機に乗る友人は、離陸前に、自分がトイレに行くときにどうしてほしいか、隣席の人の希望を確認しておくそうです。それがもっとも気遣いがあり、そして恥ずかしくない選択肢でしょうね。
どこで待つ?
機内でのトイレ待ちは、「列」をつくるというよりも、「通行の妨げにならないけれど、待っていることは主張できるポジション」を見つけることが大きなポイントです。 順番を間違えないよう、自分の前の人の顔を心に刻んでおきましょう。 それと、待っている間に誰かの席に寄りかからないこと。 脇を締め、乗務員エリアに入らず、乗務員の動きを妨げず、出入りはスムーズにするように心がけてください。 トイレの前が大渋滞しているときは、空くまで自席で待つのがベターです。