【N.Avenue club 4月ラウンドテーブル】DeFi(分散型金融)はメインストリームになる──日本企業はいま何をすべきか?
菊池 マサカズ氏 | Secured Finance AG 創業者 兼 CEO
外資系証券会社で金融商品開発責任者を経て、ハーバード大学でコンピューターサイエンスの修士号を取得。ブロックチェーンエンジニアとしてSecuritize Japanに参画後、2020年のハッカソンでEthereum Foundation、Protocol Labsから賞を受賞したことをきっかけにConsenSys主催のアクセラレータに採択される。現在はWeb3メンターやETHGlobalハッカソンの審査員を務める一方、スイスを拠点にSecured Finance AGを立ち上げ、DeFi(分散型金融)・デジタル資産領域における革命的なFixed Income市場の整備を先導。『実践IPFS入門』の翻訳者として日本におけるweb3技術の普及にも務める。
保木 健次氏 | KPMGジャパン Web3.0推進支援部 部長/有限責任 あずさ監査法人 金融統轄事業部 ディレクター
国内外の金融機関にてファンドマネジメント業務等を経験した後、2003年に金融庁に入庁。証券取引等監視委員会特別調査課、米国商品先物取引委員会(CFTC)、金融庁総務企画局市場課、経済協力開発機構(OECD)、金融庁総務企画局総務課国際室にて勤務。2014年にあずさ監査法人入所。Fintech/Web3.0関連アドバイザリーの責任者として、暗号資産交換業、金融サービス仲介業及び電子決済等代行業を含むFinTech関連規制対応やセキュリティトークン、ステーブルコイン及びDAO(分散型自律組織)を含むWeb3.0推進支援等のアドバイザリー業務に従事。QUICK仮想通貨ベンチマーク研究会事務局や日本暗号資産ビジネス協会のアドバイザーやユースケース部会長、カストディ部会長など業界の発展にも貢献。
福井 崇人氏 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所 外国法共同事業 パートナー
金融庁監督局において、暗号資産交換業に係る事務ガイドラインの策定に関与した後、一般社団法人日本暗号資産取引業協会の事務局長を務め、資金決済法及び金融商品取引法に基づく自主規制団体としての認定取得及び自主規制活動全般に従事。現在は、暗号資産交換業者をはじめとしたWeb3.0関連企業や金融機関へのリーガル面でのアドバイスを提供しています。
神本 侑季 | N.Avenue/CoinDesk Japan 代表取締役CEO
2013年にヤフー(現LINEヤフー)に入社。Yahoo!ニュースを中心にメディア・広告のビジネス開発に従事した後、イスラエルのテックベンチャーと共に新規事業立ち上げを担当。18年、Web3の情報発信を行うメディア企業N.Avenueを設立し、代表取締役社長に就任。世界最大のデジタル資産報道メディアCoinDeskの公式日本版や、本領域のカンファレンスやコミュニティ活動を行う「btokyo」を運営する。また、23年より一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)の理事を務める。 |テキスト:N.Avenue members|編集:CoinDesk JAPAN編集部
CoinDesk Japan 編集部