三重県紀北町で「カツオの生節（なまぶし）」づくりが最盛期を迎えています。 三重県紀北町の特産品「カツオの生節」は、カツオを燻（いぶ）してつくられる漁師町伝統の保存食で、そのまま味わって食べる他に和え物や煮物でも活躍します。 【写真を見る】「カツオの生節」づくりが最盛期　じっくり燻（いぶ）して香りと旨みを凝縮　三重・紀北町 紀北町で170年余りに渡って生節を製造している「上保（うえやす）商店」では今が加工の最盛期で、新鮮なカツオを手際よく三枚おろしにしてから40分ほど釜茹でし、小骨を丁寧に取り除いていきます。 そして樫の木を燃やした煙でキツネ色になるまで燻せば、独特の香りとカツオの旨みが凝縮された生節ができあがります。 生節は全国に向けて出荷され、1本800円ほどで販売されるということです。