幻の「女王キノコ」突然ニョキ! 浜松の竹林近くに「キヌガサタケ」
浜松市天竜区二俣町二俣の竹林近くで「キヌガサタケ」とみられる珍しいキノコが発見され、住民を驚かせている。 キヌガサタケはスッポンタケ科に属し、生育後は15~20センチほどになる。傘と茎の間から伸びる白い網目状のレースが特徴で「キノコの女王」とも呼ばれる。梅雨や秋などに発生し、中華料理では高級食材として使われるという。 地元住民が雨上がりの29日、家屋横の空き地に20本ほど発生した状態を確認した。翌日には枯れてしまったが、31日朝には空き地の別の場所に生えていた。 近所に住む大橋武司さん(84)は「初めて見て驚いた。どこから菌が来たのだろうか」と興味深そうに話した。
静岡新聞社