フィアット500Cで最後となる限定車の販売

フィアットが、500C最後の限定車として「Collezione 1957」を設定した。

　1957年、フィアットからヌウォーヴァ500が登場し、それは1975年まで生産された。その魂を受け継ぐモデルこそ現在のフィアット500で、フィアットブランドの代名詞的存在だ。 【画像】フィアット500C Collezione 1957のインテリアなどのディテールを見る（12枚） 　ところが、2024年5月にその「500」とオープンモデルの「500C」の生産が終了となった。そこでステランティスジャパンは、後者の「500C 」をベースにした限定車「Collezione 1957（コレッツィオーネ ミレノベチェントチンクワンタセッテ）」を限定で用意すると発表した。 　モデル名の由来はヌウォーヴァ500の発売年の「1957年」から来ており、販売台数もそれにちなんで全世界で計1957台の販売となる。 　エクステリアの特別装備としては、クローム サイドミラーキャップ、ホワイトカラーの16インチ ダイヤモンドカット アルミホイール、リヤガラスに初代500から現行型までのボディシルエットをイメージしたホワイトデカール、シルバーラインが備わる点が特徴だ。 　ボディカラーは「ジェラートホワイト/ルジアーダグリーン」の2トーン1色のみでの設定で、同車の特徴となるソフトトップはアイボリー色になる。 　インテリアは、イタリアの高級家具ブランド「ポルトローナ・フラウ」のホワイトレザーを使用した「コレッツィオーネ 1957」専用シート（一部「Pelle Frau（ペレ・フラウ）」レザーを使用）、ウッド調インストルメントパネル、コンソール部に施された専用のセンターコンソールプレート、デジタルメータクラスターなどを装備する。 　価格は税込340万円で、日本での販売台数は75台となる。なお、「コレッツィオーネ 1957」の発売を記念して2024年9月14日（土）～ 16日（月・祝）に、特設サイトより申し込みのうえで全国のフィアット正規ディーラーへ来場すると、お洒落なフィアットのタグが入った「フィアットオリジナル モバイルストラップ」がプレゼントされる。 　さらに、サイトから応募したユーザーのなかから抽選で5名に、セレテブルーの1/18スケールミニカー 「フィアット ヌオーヴァ 500」もプレゼントされる。 　イタリアの高級ブランド「ポルトローナ・フラウ」の贅沢なレザーシートをはじめ、数多くの特別装備が備わる「コレッツィオーネ 1957」。75台と決して多くない販売台数だが、特別な1台を望むのであれば、ぜひ狙ってみてはいかがだろうか。