来季も重要な戦力に!? アーセナルはジョルジーニョとの契約延長OPを行使すべきか
リヴァプール戦はさすがのパフォーマンス
今季いっぱいで契約が満了となるアーセナルMFジョルジーニョだが、延長オプションを行使することになるかもしれない。 ジョルジーニョは3-1と勝利した第23節リヴァプール戦で先発。MFデクラン・ライスと抜群の補完性を見せ、この試合のMOTMに選出された。現在32歳のベテランMFは、今季はリーグ戦5試合に先発と決して出番は多くないものの、随所でその経験値と老獪なプレイぶりを発揮。攻守両面で輝いたリヴァプール戦は今季のベストパフォーマンスと言っていいものだった。 ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、そんなジョルジーニョの契約延長オプションがまだ有効であること、ミケル・アルテタ監督がジョルジーニョのパフォーマンスに非常に満足していることを報じている。また、『Evening Standard』紙も「契約延長をためらうべきではない」と指摘した。 MFトーマス・パルティのケガが思ったよりも長引き、中盤の3列目はやや層が薄くなっているアーセナル。来夏の補強いかんにもよるが、ジョルジーニョのもつ経験と戦術眼は貴重であり、来季も重要な戦力であり続ける可能性は高い。少なくとも、リヴァプール戦のパフォーマンスにはそう思わせるだけの説得力があったと言ってよいだろう。
構成/ザ・ワールド編集部