しまなみ映画祭2024、9月27~29日に9作品上映 「さかなのこ」や「アメリ」 尾道市生口島など四つの島が会場
開通から25年を迎えた瀬戸内しまなみ海道の周辺地域を結ぶ新イベント「しまなみ映画祭2024」の上映スケジュールが決まった。広島県尾道市の生口島や因島など四つの島で27~29日、「さかなのこ」「アメリ」など計9作品を上映する。作品にちなんだ関連イベントなどもある。 生口島は生口市民スポーツ広場を会場とし、3日間で1本ずつ上映。初日は、事故で体が不自由な大富豪と介護者の友情をつづった「最強のふたり」を選んだ。 因島と大久野島(同県竹原市)、大三島(愛媛県今治市)の3会場は28、29日に各1作品。因島のHAKKOパークでは、恐竜界で最強の父が弱虫な息子を捜す「ディノ・キング恐竜王国と炎の山の冒険」などを流す。 尾道市のまちづくり会社「しおまち企画」などでつくる実行委員会の主催で、大久野島を除く3会場では音楽ライブや地元食材を使った飲食マルシェも開く。因島では恐竜の化石レプリカ作り体験を楽しめる。 映画1作品ごとに生口島会場2千円、因島と大三島は各1200円、大久野島千円。大久野島会場を除く3会場をつなぐ無料シャトルバスが運行する。公式ホームページ(HP)に日程などを掲載している。