【ロッテ】佐々木朗希が8回12K1失点の好投も今季4勝目はならず…2回に今季最速162キロをマーク
◆パ・リーグ ロッテ―日本ハム(17日・ZOZO) ロッテの佐々木朗希投手が、8回を3安打12Kで1失点に抑える好投を見せたが、今季4勝目はならなかった。3試合ぶりとなる160キロ台の直球は計11球で、2回には今季最速となる162キロもマークした。 チームが今季1勝8敗で7連敗中と苦戦する難敵・日本ハム戦。今季4勝目をかける佐々木は試合に向けては「初回から全力で自分の投球をして、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とマウンドに上がった。初回の先頭・マルティネスには2球の直球で追い込むと、得意のフォークで空振り三振。続く松本を初球で遊ゴロに打ち取ると、郡司はフォークで見逃し三振に仕留めた。2回2死で迎えた6番・万波への4球目は、ファウルにされたが、力のこもったボールは162キロを計測した。 打線は4回に2死二塁から7番・安田が右前に運ぶと、二塁走者・ポランコが激走。強肩・万波の返球よりも先にホームを駆け抜け、先制点を挙げた。 佐々木は1点リードを守り続け、6回まで毎回奪三振の10Kの快投を続けた。だが、1―0の7回には先頭・郡司、マルティネスに連打を浴びて無死二、三塁のピンチを招くと、5番・細川に左犠飛を許して同点にされた。
報知新聞社