節目を迎えた新型コロナワクチン政策 公費負担の接種は終了 ワクチン後遺症は“ビタミンD”投与で改善!?【大石が聞く】
その中には、ワクチン接種後に下半身不随になった名古屋の男性も。 自分の免疫が神経を傷つける「急性散在性脳脊髄炎」。 ワクチンの副反応とされるこの病気も、「自己免疫疾患」です。 ■患者は「ひとりでも多くの人を救ってほしい」 (接種後ギラン・バレー症候群に 曽我奈緒美さん) 「2年と半年たつんですが、それでもまだ普通の生活とは言えない状況。私以外もたくさんの方が苦しんでいることを知ったので、ひとりでも多くの人を救ってほしい」 (接種後下半身不随に 50代男性) 「医者からはモデルナワクチンが引き金になってこういう体になったと言われた。救済制度が認められて費用が戻ってきても、自分の体は元に戻らないので、そういったことも踏まえて、真剣にとらえていただきたい」 患者の会は、さらなる支援や副反応の実態調査を訴えました。 (愛知県 ワクチン接種体制整備室 伊藤亮一室長) 「数としては少ないと聞いているが、実際に聞くと大変なご苦労をされているということが分かってきている。この機会にできることはないか考えたいと思っている」 副反応疑いの件数は、製薬メーカーから国への報告分だけで3万6000件あまり。死亡事例は2000件を超えています。 ■「ワクチン接種後の体調不良患者にビタミンD投与で症状が改善」 こうした中、ワクチン後遺症を研究する医師の会が、2月末「ある発表」を… 【厚生労働省での記者会見 2月28日】 (京都大学 福島雅典 名誉教授) 「ビタミンDの血中濃度を測ると驚くべきことに全員低くなっている。これが特殊な現象ではないことも、研究を進めるうちにはっきりした」 ワクチン接種後の体調不良を訴える患者161人を調べたところ、一部で血液中のビタミンDが欠乏状態になっていて、それを投与することで症状が改善したのです。 海外ではワクチン後遺症やコロナ後遺症でビタミンDの欠乏を補うと、症状が軽減されるケースが報告され、アメリカCDCのガイドラインでも、コロナ後遺症ではビタミンDの測定をするよう定められていて、医師の会では国に対して速やかな検証を求めています。
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