城崎温泉街の柳並木、青々と 移ろう季節、旅情誘う 豊岡
城崎温泉街(兵庫県豊岡市城崎町湯島)の大谿(おおたに)川沿いの柳が青々とした葉を伸ばしている。城崎温泉観光協会によると、暖冬の影響で今年は例年よりも少し遅い4月上旬に芽吹き始めたという。 【写真】セピア色の家族写真が語る、98年前の大震災 94歳女性が祖母から伝え聞いた被災体験 最高気温が25度を超える日も続き、川面に垂れた枝葉は日ごとに青みを増している。浴衣姿の観光客らは柳のシャワーに包まれていた。 春から夏へと、季節の移ろいを感じさせる城崎のシンボル・柳。毎年6月と9月ごろに剪定(せんてい)して形を整え、さっぱりした姿で観光客を出迎える。(丸山桃奈)